1、トイプードルの歴史
トイプードルの歴史それ自体は古く、紀元前にまでさかのぼるという説まであるほど。
というのもトイプードルの歴史を紐解くと、紀元前30年ごろのローマ皇帝の記念碑には、すでにプードルの彫刻が残されているというのです。
凛とした気品漂うプードルは、紀元前のローマの人たちからも愛されていたことを物語るエピソードと言えそうですね。
さらに、トイプードルの歴史をみていくと、そもそもプードルの語源はドイツ語の“プーレル”で、水を跳ねるという意味。つまり、猟師が鉄砲で撃った水鳥などを回収する役割を担ったワンちゃんだったということです。プードル特有の刈り込みスタイルは、その頃の名残というわけです。
今ではプードル好きな人たちが、ファッションの一つとしてするあの刈り込み。あれは猟師が撃った水鳥を回収するために、水の中でも活動しやすくするためのカット。また刈り込みの中で毛を残しているのは、大事な心臓などを保護する目的があったのです。
つまり、あの独特のカットは、トイプードルの歴史があったというわけです。
16世紀になると、フランスの貴族たちの間で大流行したプードルは、それにともなって愛玩用としてトイプードルの歴史の中で、小型化されるようになりました。
その結果、ミニチュアプードルが作り出され、次いで18世紀になると小型化がさらにすすみ、現在のトイ・プードルが誕生しました。つまり、もともとは大きかったプードルを、人間が改良に改良を重ね、現在のトイ・プードルにまで至ったということです。
また、最近では毛を刈り込まないテディベアカットが流行っており、毛のフワフワしたぬいぐるみのようなトイ・プードルが人気を呼んでおります。
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