犬種のいろいろ紹介ブログ

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4、購入の注意点 - 血統書の名義変更について



ブルドッグなど、通常、血統書付きの犬を購入される際の注意点として気をつけたいものに、血統書の名義変更があります。これをキチンと行っておかないと、血統書の表記上、正式な所有者ではないことになります。つまり、正式な飼い主さんとは言えないのです。

 

通常、ブリーダーさんのところで誕生した犬たちは、そのブリーダーさんが会員となっているジャパンケネルクラブなどのへ血統書の登録をするのです。

その際、その犬には仮の名前がつけられ、所有者欄には、ブリーダーさんの名前で登録されることになります。

 

そして、その犬を購入されるとすると、ブリーダーさんが登録したままの血統書が、購入者さんの手元に届くことになりますので、購入者さんとしては、名義変更をしなければならないことになるのです。ところが、現状では、血統書は手元に持っているものの、名義変更の手続きをしていない方がほとんどなのです。

 

確かに、単なるペットとして一緒に暮らしていく分にはなんの影響もありません。しかし、何かの競技会や展覧会へと出場させることはできませんし、万が一メスで子犬などが産まれた場合、その生まれた子犬は、血統書の表記上の所有者、つまり前のブリーダーさんのものとなってしまいます。

 

そのため、将来的に繁殖させたりドッグショーなどに参加させたりするつもりであるならば、名義変更は早めに済ませておくべきなのです。

 

血統書の名義変更については、地域や登録団体によっても手順が異なる場合があります。まずは血統書の発行元の登録団体に連絡し、名義変更に関する情報を得ることが最初です。その上で、必要書類の提出や手数料の支払いが求められることになります。

 

提出された書類に基づき登録団体が審査を行い、名義変更の承認をおこないますが、これには数日から数週間もかかる場合があります。承認されると、新しい所有者の名前が記載された血統書が発行され、正式な所有者となります。

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