４、犬の購入の注意点
犬の購入には、さまざまな方法があります。
通常は、やはりペットショップを利用する方が多く、
一般的と言えます。
最近ではネット通販でも、数多くの種類の犬たちが
紹介されております。
また、その一方で、
ブリーダーか譲り受けるという方法もあります。
ブリーダーは犬たちを繁殖させ、健康体として
販売出来得る状態にしてからペットショップなど
に卸しているので、信頼性は高いといえるでしょう。
つまり、ブリーダーからの購入は、野菜などに例えると、
生産している農家の方から産地直送という形になり
ますので、生産者が分かっており、なおかつ流通に
乗せないことでお安くなるとのメリットもあるのです。
しかし、だからといって、すべてのブリーダーが必ず
安心かというと、そうではない現実があります。
ブリーダーのなかには、劣悪な環境での飼育であったり、
まだ親から離してはいけない子犬を売り出してみたりと、
おカネを儲けることのみが目的のブリーダーの存在も
見られるのです。
いわゆる、悪徳ブリーダーと呼ばれる存在ですが、
ブリーダーのお仕事に対する規制がかなり緩い現在
のわが国では、ペットブームでもあり、不景気ながら
後を絶たないのが現実です。
もちろん、こうした犬を購入してしまうと、
健康面ではもちろん遺伝子的な問題を抱えてい
る可能性すらあります。
そのため、犬をブリーダーから購入される場合は、
できれば人から紹介してもらうとか、実績を調べる
などして、確かな情報を得て、信頼できるかどうか
の確認が大事です。
また、ブリーダーの訪問にしても、１件だけでなく
数件は訪問してみて、犬を探すより先に、優良な
ブリーダーを探すことからはじめるべきでしょう。
