犬種のいろいろ紹介ブログ

いろいろな犬種について紹介してましります。

4、ペット購入の違い 欧米と日本 

現在、わが国では、

年間で23764頭もの犬猫が殺処分の憂き目を見ております。

 

これは環境省の統計資料によるもので、

令和2年度、2020年4月1日から2021年3月31までの数字です。

 

犬や猫は人間の友達、家族とはいいながらも、

これだけの犬猫たちが殺処分されているという現実もあるのです。

 

理由はともあれ、それらの責任はすべて、

飼い主さんをはじめとする人間の側に。

 

つまり、ペットの購入をしやすくするため、

犬や猫たちを生き物としてではなく、モノとして扱っている感が強いのです。

 

欧米諸国では、これらペットたちに関する法律が非常に厳しことで知られています。

つまり、ペット購入の際には、ブリーダーや販売業者はもちろん、

飼い主さんたちにも多くの責任や義務を負わせているのです。

 

とくにイギリスなどの例では、犬や猫などのペットに関して、

特に法律によって定められているわけではありません。

 

にもかかわらず、日本のペットショップなどに見られるような、

ペットたちを購入する際に、子犬たちの店頭陳列販売などはないのです。

 

自ら自粛するなどし、犬猫たち生き物に対する気づかいが、

それだけ徹底しているからです。

 

また、ペットとして犬などを購入する方も、

日本のペットショップのように子犬を見て買うのではありません。

 

まずは、生まれる前から予約をするのです。

そして、母犬の出産を待ってそれから購入となるのです。

そのため、ペットショップなども日本のそれとはずいぶん違います。

 

ペットショップは、犬が欲しい人から予約を受け、

それからブリーダーへと交配を依頼します。

 

依頼を受けたブリーダーは、計画的に繁殖を行うことが出来ますから、

乱繁殖などとは無縁となります。

 

これら欧米諸国のペット先進国の例からも分かる通り、

ペットとして犬を購入される方々は、

子犬の姿を見て購入を決めているわけではないということです。

 

質の良い犬を譲ってくれるペットショップを選んでから、

ペットの購入という運びになるのです。

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小型犬が食べやすい楕円形の小粒