４、飼育上の注意点 チワワ飼育注意点

チワワは小柄で犬なので、けっして丈夫とは言えない犬種。そのため、チワワ飼育上の注意点としては、ケガや事故などには、とくに注意がひつようです。マンションなどでのチワワの飼育は、そのマンションがペット可であったとしても、もともとが人間のための住まいであるために、必ずしも、チワワなど犬には適していない場所があるのも事実です。

例えば、ドアに挟んだり、階段などの段差で転んだりする事故は、毎年かなりの件数に上ります。あの小さい身体が、チワワにとってはかなり重たいドアに挟まれたら、大きなケガをしてしまうことだってあります。

また、フローリングなどの滑る場所での運動、イスなど高い処からのジャンプなども避けるべきです。これらも、チワワの飼育として適しているとは言えません。

また、遊び好きなのも、チワワ飼育上注意が必要です。例えば、ボール投げなどでも放ってやる場所です。

一戸建ての二階でボール遊びに興じていたとして、たまたま階段の方へボールを放ってしまったら、犬は突進して行ってしまいます。そして、そのまま階段から下へと転がり落ちてしまい、大けがをしてしまいます。これは実際にあった事例です。

もちろん気をつけるべきは、遊びだけではありません。チワワ飼育上の注意点として、暑さ寒さに両方とも弱いため、室内の温度設定には十分な配慮が必要なのです。

チワワを屋外で飼うなんてのは、もっての外。夏・冬ともエアコンなどで適度な温度設定とは、だいたい２５℃程度です。要するに、人が暑ければチワワも暑く、人が寒ければチワワも寒いのです。

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