3、飼い方の注意点
ブルマスティフという犬は、一見すると獰猛で凶暴そうです。
しかし、その性質は非常に温和であり、温厚であることも知られております。
とくに信頼している飼い主さんであれば、従順であり忠実でもあります。
飼い主のご家族に小さなお子さんがいても、
決して危害を加えたりする犬ではありません。
ただし、そのような犬に育てていくためには、子犬の頃から、
深い絆を結ぶことが条件です。
しつけなどのトレーニングをするのにも、
子犬のころからしっかりと行っていくことが大事です。
可愛がるということと、甘やかすということとは違います。
飼い主さんが毅然たる態度で犬に接し、
遊ぶときは犬が満足するまで遊んであげましょう。
その上で、しつけなど家庭内でのルールもしっかりと
学ばせなければいけません。
しつけなどのトレーニングは、
生後6ヵ月ぐらいまでにやっておくのが基本です。
最初は、なかなかうまくできないかもしれませんが、気長に、
少しずつ教えていきましょう。
子犬の時期に基礎をしっかりと学ばせていくことは非常に重要で、
その土台があればこそ従順で質の高い犬に成長させることができるのです。