犬種のいろいろ紹介ブログ

いろいろな犬種について紹介してましります。

2、ジャイアント・シュナウザー犬の起源



ジャイアント・シュナウザーは、19世紀後半に

ドイツ南部のバイエルン地方で誕生しました。

 

ここで生活する牧畜業者さんたちは、

小柄なスタンダード・シュナウザーの頭の良さや、

さまざまな能力の高さに感心したのです。

 

そこで、この犬をもっと大型化すれば、

家畜の群れを管理するのに非常に役に立つと考え、

スタンダード・シュナウザーの研究に没頭したのです。

 

新しい犬を開発しようと懸命に努力した彼らは、

文書として正式な記録にこそ残っておりませんが、

まずは手始めに、滑らかな被毛をもった大型の

牧畜犬との交配からはじめることにしました。

 

そして、その後、今度はキメの粗い牧羊犬である、

グレート・デーンやブービエ・デ・フランダース

ブラック・プードル、ウルフ・スピッツ

ワイヤーヘアード・ピンシャーなどとの交配を

進めていったのです。

 

そうした研鑚と努力の結果、ようやく

ジャイアント・シュナウザーが誕生するこ

ととなったのです。

 

この犬の素晴らしいところは、どんな悪天候の中でも、

家畜の群れをキチンと管理できたところです。

 

それは、まさに牧畜業者さんたちの目指していた

理想の犬といったところでした。

 

その後、この犬は、屠場の警備犬として、

またビール醸造所の番犬として、さらには、

第一次大戦後には、警察犬としても活躍する

ようになるものの、ドイツ国内ではあまり受

け入れられることはなかったようです。

 

この犬が評価されたのは、アメリカに渡った

後のことで、ここでは現在でも緩やかながら

人気のある犬としての地位を確保しております。

トップページ 次のページ

 

イギリスから直輸入!プレミアムドッグフード
『アランズ ナチュラルドッグフード ラム』