3、スタンダード・シュナウザー犬の飼い方・注意点
スタンダード・シュナウザーの飼い方や注意点には、以下のようなものがあります。
まず、学習能力には定評がある犬種です。しかし。その分、頑固な面があり自立心の強い犬種であるともいえます。
そのため、子犬のころからしっかりとしたしつけが大事です。
飼い主さんの権威をみとめさせるためにも、可愛がる一方で叱る時は叱るなど毅然とした態度で接することも重要です。
もともとこの犬は、水鳥猟などの猟犬や牧羊犬などの分野で活躍していた犬種ですので、活発であり十分な運動量の多い犬種です。
そのため、毎日十分な散歩や遊びが欠かせません。
運動不足になるとストレスをためてしまい、問題l行動を起こしたり健康障害の原因になったりしますので注意が必要です。
また、この犬の特徴は被毛が長く密生しているところです。
そのお手入れとして、週に2~3回程度のブラッシングやコーミングを行い、毛玉や皮膚トラブルを防いであげましょう。
プロのトリマーによるトリミングも定期的にやってあげるのも大事です。
スタンダード・シュナウザーのかかりやすい病気に、先天性の眼病や尿欠席があります。
こうした病気を防ぐためにも、定期的に健康診断や目と尿のチェックを行い、病気の早期発見を心掛けることが必要です。
基本的には室内で飼育するのがお勧めです。
飼い主さんやそのご家族たちとスキンシップを取りながら、ゆったりとした雰囲気の中で、気持ちが落ち着く環境を作ってあげることが大事です。
お家の中での信頼関係を築くことが出来れば、非常に従順で忠実な犬となってくれます。