6、ミニチュアダックスフンドの飼育上の注意点 飼育上の注意点とは
人懐っこくて、遊び好き。
そんなミニチュアダックスフンドは、また、驚くほどのスタミナの持ち主でもあります。いくら遊んでも、疲れるということを知りません。
あのユーモラスな体型から溢れ出るパワーは、さすがにその先祖が猟犬であったことを思わせるのに十分です。
飼育上の注意点として、先ず挙げられるものはヘルニアです。
ミニチュアダックスフンドは、胴長・短足のために、関節、とくに腰にかかる負担が大きいのです。そのため、ヘルニアなどの関節疾患にかかりやすい犬種として知られます。
とくにジャンプや高いところからの上がり下りなどには要注意です。これが椎間板ヘルニアを引き起こす大きな原因となりますので、飼育上の注意点として覚えておくと良いでしょう。
また、たくさん食べるからといって、食事のあげ過ぎは禁物です。
こちらも、飼育上の注意点としては大事です。というのも、ミニチュアダックスフンドの飼育上の注意点として、肥満があるのです。
肥満はヘルニアを引き起こすだけでなく、それによって湿疹が出やすくなり、さらには心臓にも負担をかけ、疲れやい身体にしてしまうのです。
さらに、足が短いためにお腹と地面とが接近することになりますので、夏場の散歩時には熱中症に注意です。
なるべく朝とか夕方とか涼しい時間帯を選んでの散歩を心がけましょう。
動くことの大好きなミニチュアダックスフンド。その活動を支えるスタミナも十分に持ち合わせている犬種です。そのため、家の中だけでなく、日に1~2回は外へと連れ出し散歩をさせてやることが大切です。
これは、適度な運動によって、背筋などの筋肉をつけることでヘルニアの予防になり、また、肥満の予防にもなるからです。