6、ブルマスティフの食事管理 - 肥満を防ぐために
ブルマスティフという犬は、もちろん個体差はあるものの、
食いしん坊な犬が多いようです。
そのため、肥満を防ぐために、
飼い主さんは食事の量と、
運動とのバランスをよく考慮してあげなければなりません。
ただ、犬の食事と運動については、
飼育経験を積んだ飼い主さんでないと、
なかなか難しいかもしれません。
基本的に肥満を防ぐためには、よく運動させた上で、
お腹の方は“腹八分目”が良いでしょう。
食事を与えて、犬がもう少し欲しがる程度が理想です。
もちろん、これは肥満になりやすい犬のため、
それを防ぐためのものです。
人でも同じですが、肥満はさまざまな病気の原因になるものです。
心臓病や糖尿病、肝臓や腎臓の病気、
そして、椎間板ヘルニアなどの症状を発しやすくします。
また、体脂肪が増えることによって、各臓器にも負担がかかり、
老化を早めて寿命を縮めることにもなりかねません。
そのため、ブルマスティフのような犬は、
肥満を防ぐために食事の量に注意が必要なのです。
ただし、まだ子犬の時期は、
ある程度は太っていた方が良いとも言われております。
というのも、子犬の場合は、
これからどんどん成長していきますので、
それによってバランスが取れていくからです。
もちろん極端に太っているような場合は別ですが、
それほどでもないのなら心配する必要はありません。