7、ブリタニー・スパニエルの噛み癖
ブリタニー・スパニエルという犬は、鳥猟犬としてフランスでは
非常に人気の高い犬です。
その性格は極めて従順であり賢く、明朗で活発な犬です。
エネルギッシュな犬ですので、じっとしていることがないと
言ってよいほど、常に動き回っています。
また、攻撃的なところのない犬ですので、しつけにしても
難しいということはありません。
ただし、そうしたブリタニー・スパニエルでも噛み癖はあります。
そのため、子犬のうちにしつけておくことが大事です。
それに子犬のうちならば、噛まれても痛いということもあり
ませんし、痛いような噛みつき方をされたとしても、
子犬にならまだ対処できます。
ただ、犬が飼い主さんの手に噛みついてくるというのは、
愛情表現の一つでもあるのです。
とくに乳歯から永久歯へと歯が生え変わる頃になると、
犬の噛み癖がはじまります。この頃にしっかりとしつけ
ておくことが、犬と永くつき合っていくポイントと言って
も良いでしょう。
もちろん、犬の愛情表現である場合、大きな声で怒鳴
りつけるのはよくありません。
このような場合、愛情をしっかりと注ぎつつ、
叱らずにしつけるのです。噛みつくことは「ダメ」と、
犬にしっかりと伝えながら、その一方で、噛んでも良い
オモチャなどを犬に与えてあげましょう。