６、紀州犬のお散歩
々を走り回っていた獣猟犬です。
そんな紀州犬にとって大切なことは、
その有り余るエネルギーを発散させる
ための、十分な運動量を確保してあげ
ることです。
そのため、一口に犬お散歩といっても、
ただ普通に歩いてだけでは不十分です。
そこに運動という要素を取り入れるこ
とが大事なのです。
紀州犬のお散歩では、成犬の場合で、
夕方の１日２回、一回について３０分
ぐらいは必要です。
ただ歩くだけでなく、時には走ること
で運動量を増やす工夫も大事です。
この運動量を確保するという点では、
自転車などを使った引き運動があり
ます。
つまり、飼い主さんが自転車に乗り、
その横を犬に走らせるというものです。
この方法ですと、飼い主さんも楽ですし、
犬にとっても十分な運動量を確保でき
ますので、非常に有効な方法となります。
ただし、この自転車を使った犬の引き
運動は賛否両論です。
犬の運動量を確保するためには必要だと
する方と、自転車に乗った飼い主さん自身
も危険ですし、また、無理やり走らされる
犬にしてみれば、大きなストレスとなる
だけとする方もいます。
確かに、こうした犬の運動は危険でもあり
ます。
脇道からいきなり子どもが飛び出してきた
り、ひょっこりとお年寄りが出てきたりし
た時などです。
こうした場合、ビックリした犬が急にリード
を引っ張り、そのはずみで自転車が転倒する
こともあるでしょう。
悪くすると、その子どもさんやお年寄りまで
巻き込んで、大きな事故となってしまう可能性
すらあります。
そのため、東京都では、こうした行為は禁止と
なっています。
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