8、犬の吠え癖
一口に犬の吠え癖といっても、実にさまざまです。
例えば、お家に迎え入れたばかりの犬、待望の待ちに待ったお気に入りの犬種、とくにスタンダード・シュナウザーとは限りませんが、そんな時の飼い主さんの喜びは、言葉にならないものがあります。
しかし、当の犬の方は、必ずしもそんな気持ちとは限りません。とくに夜は寂しくなって、夜鳴きをする犬もおります。
そんな場合は、犬のそばにぬいぐるみなどを置いてあげて、一緒に寝られるようにすると犬も安心して眠ってくれます。
また、ラジオなどをサークルのそばにおいて、小さな音量でかけっぱなしにするとか、サークル自体を毛布などで包んであげるなどの方法も効果的です。
犬の吠え癖には、ストレスによるものや要求、警戒心、また恐怖心などからも、よく見られるようになるものです。
犬の性格は、飼い主さんによってもずいぶんと違ったものになってしまう場合があります。そのため、良い犬とするためには、じゃれ合ってみたり体に触ってあげたり、コミュニケーションが大事です。
また、一緒に遊んだりよく運動をさせてあげたりすることで、ストレスを溜めないようにすること、犬が安心できるよう気を配ってあげることなども必要です。
そうすることによって、少しぐらいのことでは動ずることのない、デンとした犬に育ってくれますし、さらに、そんな犬であるならば、吠え癖などの問題行動が少なくなるでしょう。