7、ダルメシアンの噛み癖
犬のさまざまな問題行動は、数多く報告されております。実際に、犬を飼育されている方は多いですが、あるいはそれと同じぐらいの数だけ、犬の問題行動に頭を悩ませておられる方がおられるのではないでしょうか。犬の噛み癖なども、そのうちの一つに数えることが出来ます。
なかには、“家族の者が傷だらけ”なんてお宅もあるようです。とくにダルメシアンは初対面の人や犬に対して警戒心の強い犬です。そのため、できれば日頃から日常の物事などに慣れさせてあげることが大事です。
噛み癖のピークは、生後6ヵ月ごろだと言われております。その頃になると、体にも力がついてきますので、噛み癖も危険な問題行動となってきます。そのため、できるだけ子犬のうちからのしつけは欠かせません。
ダルメシアンのしつけの方法としては、子犬から成犬までトレーニングやムダに吠える、噛む、甘噛みなどのしかり方やお座りやハウスなどのしつけの方法があります。
甘噛みのしつけ方法としては、ダルメシアンなどの大型犬の噛み癖に効果があると言われているものに、マズルコントロールがあります。これは母犬がわが子に対して行う教育で、自分の方が強いのだから従えという意味になります。
要するに、飼い主さんである人間が、自然の中で行われる母犬の教育法をマネするわけです。犬が噛みついてきたら、マズルと呼ばれる口先を掴みながら、「だめ!」と、低めの大きな声を出すのです。
その一方で、噛んでもよいものを与えておき、それを噛んだら大げさに褒めてあげることです。犬の噛み癖の矯正には、この繰り返しが効果的との評判です。
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